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愛煙家の方なら1つは手にしたことがあるだろう「ジッポライター」。ジッポライターとは、アメリカのジッポー社が展開する金属製のオイルライターです。愛煙家が使用するライターとして有名なのはもちろん、コレクター収集目的で手に入れる方も多くいらっしゃいます。今日は世界的なライターブランドとして多くの方から支持されているジッポライターについてご紹介します。

ジッポライターの魅力

ファッションアイテムとして確立されているジッポライターは、使い捨てライターや電子タバコにはないカッコ良さがあります。
タバコに火を着ける際、独特の金属音を響かせながら火を着けるそのしぐさは絵になるもの。オイルの匂いが充満するのもジッポライターだからこそ出せる魅力です。

また、詰め替え式のオイルライターのため、使い捨てライターとは段違いの火力の強さ・安定さを誇ります。火の芯が強く、多少の風では火が消えないので、外にいてもストレスなくタバコが吸えます。
もし、万が一火がつかないといったトラブルが起きても、ジッポライターなら無料で修理が受けられる生涯保証がついています。
通常の使用による不具合であれば、指定場所に送付すると修理されて返送される仕組みです。ただし、金属部分の傷やへこみといった外的な損傷については修理はできませんのでご注意を。

通常のライターと比べて水に強いのも大きなポイントです。ジッポライターは金属のケースが着火芯を覆っています。
ケースが芯を守っているので水の中に落としても、芯は水に濡れずに問題なく使えます。多湿や雨が降っているときでも着火芯が湿気ることはありません。

偽物を見分けるポイント

ジッポライターは人気が高いブランドであるぶん、正規品以外の偽物も数多く出回っています。
偽物の質はピンからキリまでと言われていて、一目見れば偽物と判断できるタイプもあれば、本家並みに丁寧に仕上げている商品もあるので、見分ける力が必要です。

見分けるポイントとしては、まずライターの底に刻印されたロゴをきちんと確認すること。本物のロゴはプレス加工で作られているぶん、美しい表面で、かつ文字の部分が明確に表記されています。
また、部品の色も確認すべき箇所の一つ。偽物の場合はカムリベットやフリントホイールリベットといった細かな部分も真鍮色で、全体的にツヤがあります。ですが本物の場合は内部が真鍮の色ではありません。もし内部が五円玉と同じような色であれば偽物の可能性が高いでしょう。

ケース全体を触ったときの感触も必ずチェックしてください。偽物の中には非常に精巧に作られたものがあり、見た目だけで判別するのがとても難しくなっています。
本物であれば滑らかな触り心地ですが、偽物は感触が粗いと感じる場合があります。本物のジッポライターに触れる機会があるなら、見た目はもちろんその感触も覚えておきましょう。