腕時計をする男性

社会人のマストアイテムである腕時計。ヴィンテージに限らず腕時計を趣味で集めている方も多いのではないでしょうか。国産・外国ブランドともに味わいや個性があるので、お気に入りを見つけるのがとても楽しいアイテムです。今回はヴィンテージの腕時計についてご紹介します。

アンティーク腕時計の魅力

もともと希少性の高いブランド時計。同じモデルでも一つとして同じものは存在しません。唯一無二の歴史をその身にまとった腕時計は、希少性をはるかに超えた価値を持っています。

長い間歴史を刻んだ腕時計は、一度人の手に渡った中古品が多いため、わりかし手ごろな価格で手に入るのも嬉しいポイントです。ハイブランドのロレックスやヴァシュロン・コンスタンタンといった腕時計も、中古であれば手に届く価格で購入できる場合もあります。

余計な部品がついておらず壊れにくいのも大きな特徴。単純明快な機能であるぶん長い間使い続けられます。また、熟練の職人たちが技術を駆使して作り上げているので、精緻を極めた細工などが施されているデザインがあるのも魅力の一つです。

アンティーク腕時計を選ぶポイント&注意点

希望のアンティーク腕時計を購入しても、すぐに止まる・不具合が生じるケースがあります。お気に入りの精巧な時計を手に入れるよう、選び方&注意点を必ず心得ておきましょう。

信頼性の高い専門店を選ぶ

まず、信頼性の高いアンティークウォッチの専門店かチェックしましょう。長年の信頼実績と技術があるお店ならば、細かい不具合を見抜く目と丁寧な対応が期待できます。
腕時計は定期的なメンテナンス・オーバーホールを行うことで、寿命が長くなるアイテムなので、メンテナンスの信頼度が高い専門店かも重要です。初めて出向く場合はお店の口コミも確認してください。

安価で販売されているものは買わない

アンティーク腕時計が驚きの価格で販売されている場合は、目に見えないキズがあるかもしれません。もし風防ガラスやブレスレットに小さな傷がある場合、それも味のひとつではありますが、みすぼらしく見える・商品の良さが半減するのであれば、セルフケアで磨くのも一つの手です。希望の腕時計の相場は事前に調べ、それよりもあまりに安い場合は避けるのが無難です。

衝撃・水・時期には要注意

アンティーク腕時計は衝撃にあまり強くありません。衝撃に強かったものが経年劣化で弱くなったケースもあれば、もともと繊細な造りのタイプも存在します。
防水機能の技術が備わっていないものや、経年劣化で防水機能が衰えている可能性も高いので、水には気を付けましょう。

現在の腕時計は、ある程度磁気をカバーする仕様で造られていますが、アンティーク腕時計にはそのような仕様は施されていません。バッグの留め金や家電、スマホからの磁気にも注意してください。