キャンプ用品が災害時に役立つ理由

災害時は非日常の環境で、いつも使えていた物が使えないといった事態になることが予想されます。
そんな状況で何日も過ごすのは不安だと感じる方もいるでしょう。
しかしそれと似た環境を日常的に楽しむことができるのを知っていますか?

キャンプはまさに災害時に近い環境といえるでしょう。
不便な状況を楽しみながら過ごすレジャーでは、災害時にも活躍するグッズが多くあります。
キャンプをしない方でも少し揃えておけば、限られたライフラインで快適に楽しむ工夫ができますね。

ライフラインの確保に役立つもの

ランタンは懐中電灯と違い、自立できたり広範囲を明るくしてくれます。
今では分割して持ち歩けるような物もあり、デザインもおしゃれなのでインテリアとして家の中に置いておくのも良いでしょう。

簡易的なものでも大変便利なのはバーナーです。
卓上コンロは大きいので持ち運びには向きませんが、小さなバーナーなら屋外にも持って行くことができます。
また救援物資の中には温めが必要なものもあるので火元があると役立つでしょう。

クーラーボックスは持っている方も多いでしょう。
救援物資の食料を入れたり給水タンクの代わりとしても使えます。
また椅子代わりにもなりますね。

少しでも快適に避難生活を過ごすには

寝袋やマットは避難所での生活にとても重宝するのではないでしょうか。
堅い床に布団が無いことはストレスになりますよね。
そんな時に寝袋やマットがあれば解消され、しっかりと休息も取ることができます。

救援物資を運ぶ際や、避難所までの荷物を運ぶのに荷物が多くなりがちな時はアウトドアワゴンが役立ちます。
小さな子供であればワゴンに乗せて移動する事も可能なので、迷子や瓦礫などで怪我をする心配も減るでしょう。

仕切りがあるとはいえ、人目の気になる避難所ではプライベート空間を確保するのに苦労します。
そこでテントがあれば十分家族の空間を確保できるでしょう。
着替えはもちろん、小さなお子さんがいればおむつ替えや授乳もスムーズにおこなえますね。

日常生活で直ぐに手に入るものもあり

家の中で使っているものにもキャンプの知識を使えば活躍するものがあります。
アルミホイルは何枚か重ねてフライパンなどの調理器具に使う事もできますし、丸めればタワシとして使うことも出来ます。
また光を通さないので、避難所でのランタンの光量を調節するのにも役立ちます。

新聞紙は羽織れば温かくなりますし、折り方を覚えればスリッパの代わりにもなります。
形も自在で活用方法は色々あるので入れておいて損はないでしょう。

空き缶はあらかじめ作成しておかなければなりませんが、バーナーやランプの代わりとなります。
お子さんと工作として何個か作っておくのも楽しいですね。