古着好きな人なら1本か2本は持っているであろうヴィンテージジーンズ。「男心をくすぐるアイテム」として人気が高い品物です。大人になってから入手する人も多いのではないでしょうか。自分は保管用と私服用でいくつか持っています。今回はヴィンテージジーンズの選び方と保管法をご紹介します。
味のあるヴィンテージジーンズの選び方
まずはダメージ具合を確認しましょう。基本、未使用品(デッドストック)以外は古着扱いとなります。
経年変化により多少のダメージがあるので、これは必ずチェックしておきたいところ。股の付け根具合はダメージが蓄積されやすい部位なので、穴が開いていないか・生地が薄くなっていないかも確認してください。
前開き部分のダメージ部分も見落とさないポイントの一つ。
ジーンズには大きく分けてボタンフライとジッパーフライの2種類があります。前者の場合は留める穴の広がり具合、後者は開閉がきちんとできるか確認しましょう。
ヒップ箇所は生地の薄さが分かりづらいので、ポケットの付け根も含め、目視&触って確かめてください。
もし雑誌で気になるヴィンテージジーンズがあれば、お店に問い合わせるのが得策です。
ヴィンテージジーンズ=「古ければ古いほど良い」「○○のブランドが良い」と思いがちですが、実際細かいルールはありません。
色落ちやジーンズのシルエットを見て、自分好みの一着を探すのが一番!有名ブランドのモノでも自分がダサいと思った物は集めたくないですしね。
ヴィンテージジーンズを普段着として購入するなら、自分に合ったサイズの確認は必須!レングスは裾上げされているモノが多いので、許容の長さを決めておくと選びやすくなります。
ヴィンテージジーンズの洗濯&保管方法
元々ジーンズは頻繁に洗わなくても良い素材です。10回着用したら1度の洗濯で十分と言われています。
もし洗う場合はデニム専用洗剤を使用するのがおすすめ。汗や皮脂は落とすのに、インディゴそのものはなるべく落ちないよう工夫されています。
ジーンズの裏側は特に皮脂や汗の汚れがたまりやすい部分。ジーンズを裏返し、20分以上は浸け置きしましょう。
その後は軽く手洗いして、洗濯機で脱水。裏返しのまま筒状にして陰干しすれば、シルエットをキープしつつ膝抜けの防止にもなります。吊るす際は2本のパンツハンガーを使うのがポイントです。
保管するときは縦二つ折りにして、衣装ケースに保管すればOK。
ただ、長期間このまま保存するとたたみジワができます。その状態で履くとそこから色落ちが始まるので注意しましょう。
たたみジワを避けたい場合は、二つ折りにしてパンツハンガーで吊るすのが最適です。
衣装ケースに保管したジーンズを久しぶりに履く場合は、スチーマーでたたみジワをとってから履きましょう。このひと手間でジーンズの状態がグンと良くなりますよ。