靴好きならそろえたいヴィンテージスニーカー

スニーカーを履く男性
スニーカーを履く男性

ヴィンテージスニーカーは、靴好きならどっぷりハマるアイテムの一つ。すでに自分の気に入ったスニーカーを収集している方もいるでしょう。
本来、スニーカーは運動時に足元を支えるスポーツシューズとして開発されたものですが、希少価値が高いアイテムはプレミアム価格がつき、高値で取引されるようになりました。今日はヴィンテージスニーカーの種類をご紹介します。

コンバース(CONVERSE)

年代をチェックするには、ステッチのあり・なしに注目しましょう。コンバースのオールスターには’80年代中頃までトウからミッドソールへ入った「サイドステッチ」があしらわれていました。靴の内側に施されていた当て布を縫い付ける役目を果たしていましたが、’80年代の後期には当て布がなくなったので、それ以降に製造されたコンバースにはステッチがありません。
年代によってもインソールのデザインが大きく変化しています。’70年代のインソールには青い四角の中に黒いコンバースのロゴが入っていました。’90年代に入ると四角がなくなりシンプルなロゴへ変化。’90年代の後期頃には、円状の星付きのロゴがプリントされたモデルが登場します。靴の柄が豊富にあるのもオールスターの大きな魅力です。

ヴァンズ(VANS)

ヴィンテージのヴァンズを探す場合は、メイド・イン・USAかがポイントです。現在、USA製のヴァンズは希少のアイテム。靴のインソールやヒールパッチを見て確認しましょう。インソールに白いパッチが付いているタイプは’80年代頃までのものです。
ヴァンズ=シンプルなイメージがあるかもしれませんが、カラフルな柄物ほど一足は手に入れたいところ。西アフリカの民族衣装を彷彿させる柄は、天気が良い夏スタイルにぴったりです。赤・黄・緑の明るい色が特徴のエラ(ERA)は’80年代製のユーズドで、履けば気分を上げてくれます。

アディダス(ADIDAS)

アディダスは、世界各国で人気を誇るシューズブランドです。ヨーロッパをはじめ、南米や中近東でもヴィンテージのスニーカーが見られます。フランス製のアディダスは細身なので、ジャストサイズで履くと甲の幅が広がってシルエットが崩れがちです。大きめのサイズを選び、シューレースを締めて履くとスニーカーがカッコよく映えます。
アディダス社が誇る名作テニスシューズの一つ「スタンスミス」の良さは、流行にとどまらないシンプルなデザイン性です。シュータンには、シグネチャーモデルのテニスプレイヤー、スタン・スミス氏が記されています。スタンスミスの源流であるハイレットには、タンに〝HAILLET〞と記され、その後完全に〝STAN SMITH〞へと切り替わるのが大きな特徴です。