ヴィンテージの革ジャンの魅力と保管方法

革ジャン
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大人のたしなみとして、質の良い革ジャンはいくつか持っておきたいもの。特にヴィンテージの革ジャンには、さまざまな箇所のスレやシワといった味わいが感じられるのが大きな魅力です。今回は、そんなヴィンテージの革ジャンの魅力やお手入れ方法についてご紹介します。

ヴィンテージの革ジャンの魅力

ヴィンテージの革ジャンは、長年にわたって愛用できるアイテムです。愛用の革ジャンを着て颯爽とバイクで駆け抜けるライダーの人たちも多くいらっしゃいます。
革ジャンの醍醐味は、長年着ているうちに袖や襟などが擦れて色ムラができ、ヒジや脇の部分にはシワが生まれ、味わいが出てくること。自分の体にしっくりフィットする感覚も出てくるので、愛着が一層増すでしょう。

20~30代の男性がヴィンテージの革ジャンを着こなすことで大人の男を演出できますし、年齢を重ねた男性が着ると渋みがグンと増します。

また、ヴィンテージの革ジャンは革ならではの上質さ・品の良さを兼ね備えているので、単なる古着というカテゴリーではなく、価値が認められた一つの逸品として重宝されます。ゆえに、ヴィンテージ革ジャンは革ジャン愛好家はもとより、コレクターからも人気があるのです。

ヴィンテージ革ジャンのお手入れ方法

まず、表面についたほこりや汚れをブラシを使って落としましょう。ポケットやジッパー、襟や袖は汚れが特にたまりやすい部分なので、丁寧にブラッシングしてください。
もし革ジャンが雨で濡れた場合は、すぐに乾いた布で優しく水気を拭き取ります。そのまま放置すると色落ち・カビ・硬化の原因になるので気を付けてください。

水気を拭き取ったら、風通しの良い日陰に干します。強く擦ったり、ドライヤーの熱風をあてるのは色落ちやひび割れの原因になるのでご法度です。

革ジャンの手入れで気を付けたいのが「オイルの使い過ぎ」です。着用シーズンに一度くらいのイメージで塗るのがおすすめです。
汚れている状態でクリームやオイルを塗るとそれも一緒にコーティングしてしまうので、必ず汚れを落としてから使いましょう。

ヴィンテージ革ジャンの大敵であるシワを防ぐ方法としてうってつけなのが「新聞紙」です。新聞紙を縦長に丸めて袖の中に通せば、自然な形を保ったまま保管できます。新聞紙が湿気を吸ってくれるので、カビ防止にも使えるありがたいアイテムです。
きちんと手入れをしないと腕の部分が曲げられないカチカチの革ジャンになるため、こまめにケアは行いましょう。